TRIREC 2ndインプレッション♪

Bugera TRIREC♪

 Bugeraの中の最上位に位置する製品・・・
NAM SHOWで最初に発表されてから、2年かかってようやく製品化されただけあって、よく出来ているって印象!
音は考えてた以上に良いし、コスパはメッチャ高い!



 名前が示すようにトリプルレクチのクローン的アンプとして開発されたものらしい・・・
どうしても本家と比較されるのは仕方がないにしても、どう捉えるかによって評価は分かれるかもしれない(^_^;)



 TRIRECの特徴は・・・
本家本元と同様に整流器がチューブ・チューブ+シリコンダイオード・シリコンダイオードの3モードに切り替えられるところ・・・
完全独立3チャンネル、プレゼンスコントロール搭載、1チャンネルはクリーンとドライブ、2、3チャンネルはクラシック・ビンテージ・モダンのモード切替が出来ること等。



 しかし・・・
一番のウリは100wの出力を持ちながら、1wから100wまで無段階で出力調整可能ってこと・・・
「VARIPOWER機能は出力五極管の2つの中心となるパラメーター・・・真空管のアイドリング電流と電界効果を調整します。これにより出力段の電力容量を100ワットから数ワットまで連続的に減少させることができます・・・」(説明書から引用)
てなわけで、所謂、熱変換式パワーアッテネーターとは違う仕組みらしい。



 他には・・・
INFINIUM Valvue Life Monitoring・・・
パワー管をモニタリングして、交換時期を知らせてくれたり、オートバイアスによって、バイアスマッチさせることナシで、パワー管を交換したり、EL34、6550、6L6、5881管を混在させて使用出来る便利な機能がウリ(^_-)



 この2つの機能だけでも・・・
十分に素晴らしいアンプって言えるんじゃないかな?



マーシャルモディファイから派生した素晴らしいアンプは多数あるけど・・・
フェンダーモディファイとなるとメサブギ以外に思い浮かばない(^_^;)
ブゲラも考え方によってはメッチャ価値が出てくる(^o^)
クローンとして見ると確かにレクチとは全く同じじゃないし、5150や6505みたいにメッチャハイゲインってワケじゃない(^_^;)
確かにレクチ系には違いないが・・・







 レクチ系とか抜きにして、アンプヘッドとして捉えれば抜群のコスパだし、至れり尽くせりの素晴らしいアンプ(^_-)
この値段で、これ以上のアンプは買えない(^_^;)
ブランドに拘りがなく、ライブで使えて、家弾きも出来て、メンテも超ラクな100wクラスのアンプヘッドを探してるならコレで決まりでしょ!




(補足:TRIREC付属の電源ケーブルは銅線の径が細いので、オーディオグレードの太いものに換えましょう!目からウロコの劇的変化を体験出来ますよ(^_-))




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